◆決算書の見方 《貸借対照表・当座預金》
普通預金といえば誰もが持っている口座であり、ここに関してのコメントは学術的な観点は割愛しますが、資金調達のコンサルの観点から見ると下記のとおりの情報がよみとれます。
1・どのような金融機関と付き合っているか
取引銀行名を見ると都市銀行があったり信用金庫があったりするわけですが
たとえば、会社の規模の割にはたくさんの都市銀行と付き合っていたりすると・・・
これは、ビジネスローンを借りるためにありったけの都市銀行と付き合っている
つまり、資金的に厳しいのかな・・・・なんて見てしまうわけです。
そうなると、決算書の後ろのほうの借入金の内訳を見て、取引銀行と借入れの内容の確認をします。
口座のある銀行とほとんど融資取引があるのであればそのような可能性が見受けられます。
特に、都市銀行を筆頭に、新銀○東京。東京ス○○銀行等の名前が出てくるとそうなのかなと感じてしまいます。
(かなり私見が入っていますが・・・・そうでない場合も多々ありますのでその点はご了承ください)
2・金融機関の支店はどこにあるか
たとえば、今会社のある場所とはまったく関係のないところにある支店に口座があったりする場合は、会社が移転してきているのかな・・・・その理由はなんなのだろうか、という点が気になります。
3・どの金融機関にどのくらいの残高があるか
当座預金をメインで使う会社の場合はこちらの残高も考慮しますが、預金の残高は重要です。
たとえば売上が数億円あるような会社なのに預金残高が数十万円だったりするのであれば明らかに残高が少なすぎです。
資金繰りが厳しいことに間違いはないでしょう。
私がコンサルする会社の資金繰りの指導に於いては、常時手元に翌月必要な固定費部分の残高は最低置いておくように言っております。
4・どの口座にどのような役割があるのか・・・・
様々な口座を持っている場合には、それぞれ役割分担がなされていることがあります。
都市銀行でどこにでもあるような銀行の口座に関しては、売上の入金用の口座であるとか支払い専用の口座だったり、融資の返済用の口座だったり、信用金庫の口座は現金の集金分の入金用の口座だったりするわけです。
以上の点を考慮するだけでもかなりの情報を仕入れることが可能です。
続きまして、次回では《貸借対照表・定期預金、定期積立》を見て行きましょう!
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