◆決算書の見方 《決算書の2〜4ページ目、申告書別表2》
つづいて決算書の2ページ目です。
右上に小さく別表2と書いてあります。
ここは、同族会社の判定に関する明細書、つまり株主構成について記載してあります。
中小企業の場合はほとんど社長の名前が記入してあり右のほうに株数が記入してあります。
いわゆる同族会社(オーナー企業)がほとんどです。
ここで、誰が株主かを確認して次に進みます。
ここに、社長以外の名前が出てきたときは、どのような関係があるのか、実質の会社支配者が分かるわけです。
つづいて3ページ目ですが・・・・
健二は3ページ目はほとんど無視します。
なぜならここは業暦の長い優良な会社の
留保金の課税が行われる場合の計算がなされるところであり、中小零細企業に関しては単なる数字の羅列に過ぎずほとんど参考にならないからなのです。
つづいて4ページ目
ここが別表4というところで結構重要なポイントになるところといえます。
なぜなら、ここで決算上の利益が税金計算用の利益に調整されるところだからです。
一番上に当期利益と書いてありますが、この数字は、損益計算書の当期利益の数字なの
です。
ここで、この会社は黒字、もしくは赤字なのかが決算書本体を見る前にわかる
のです。
大規模な会社になるとここでの調整はかなり複雑になるようですが通常の会社では下記のような調整しか入りません.
税金を損金(いわゆる租税公課による費用計上)計上したものの加算
つまり、税金の支払いをどのように経理処理したかが分かります。国としては国に対して払った税金は基本的に費用としては認めないわけです。経費で落ちる税金は事業税と消費税、印紙代、固定資産税ぐらいしかなくあとの税金は費用で払っても費用にならないのです。
交際費の加算
よく交際費にはワクがあるといわれますが、それを超えた金額がここで加算されています。
交際費をどのくらい使う会社なのかがここでなんとなく分かります。
そして下にぐじゃぐじゃと数字がつづきますがそこはとばして一番下の数字が結局税金計算用の利益となり、1ページ目の一番上に表示されるのです。
以上ポイントとしては、どの数字がどこにつながっているかが分かればよいぐらいの認識で申告書を見ることができれば無味乾燥な決算書も面白くなってくるということです。
続きまして、《別表5−1》を見ていきましょう!
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