■資金調達コラムbP5『第1回目決算のポイント』
どうにか会社を設立してやっと1回目の決算書が終わったとします。
たいていの経営者は決算自体が初めての経験で税理士さんに言われるがままに作成することとなると思います。
しかし、銀行取引において1年目の決算書というものはかなり重視されます。
それは、決算書という会社の顔を通じた取引がついに始まるからです。
できれば、銀行から求められなくてもそれを携え銀行に出向き担当に熱心に内容を説明する態度を見せることができれば銀行の御社を見る眼が一変するものと思われます。
また、通常法人の1期目は赤字であるのが通例で黒字転換するまではある程度時間がかかるものと考えられています。
もちろん、税理士さんと綿密な打合せをした上での決算書の作成となりますが、様々な会計手続きを駆使し(創業費の繰延資産計上など)1期めからある程度の利益を計上することができたのであれば、銀行さんの御社を見る眼は(1期目から利益計上させてしまうとはたいした経営者だ)というふうに変わってきます。
そうなると、こちらから何もいわなくても熱心な銀行担当者であれば保証協会つきの融資制度の説明を始めることは請け合いです。
ここで、ポイント、保証協会つきの融資(いわゆる一般保証)は業暦が1年以上の会社が対象とされているため、決算を1回終えると、融資を受けることができる枠がぐんと広がります。
残念ながら今はやりのビジネスローン(業暦2年以上)は使えませんが、保証協会だけでも、その会社の売上規模にもよりますが1000万円〜3000万円程度は十分射程距離にはいります。
このように、銀行取引において第1期目の決算書を戦略的に良い形で終えると、その後の銀行取引についても良い波に乗ることができます。(担当者の中に、あの会社は良い会社だという刷り込みがなされるのです。)
この関係ができると、会社と銀行担当者間で良い緊張感の元に信頼関係が生まれるのです。
この波に乗ってしまえば、もちろん本業は全力でがんばる必要はありますが銀行取引に関してはその後ほとんど苦労することはないといえます。
有益な情報は担当者が積極的に持ってきてくれるはずです。
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会社設立後の1回目の決算書作成は大切
今後の銀行取引の方向性を決めてしまうほどの重要性をもちます
ぜひ黒字計上して銀行担当者をびっくりさせましょう!
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